2009年07月11日

ご近所さんにベビー誕生!

昨晩、仕事から帰って日が沈む前に、いつものように近所の子供たちと一緒に遊んでいた。子供たちも一緒に外に出ていた親御さんたちも、みんな袋小路の一軒の前に止めてあった見慣れない一台の車を見逃さなかった。

そのご家庭では3人目のお子さんなのだが、今回は自宅で助産婦さんに手伝ってもらって自然出産("Home Birth")を予定していた。予定日が近づいたころから近所の皆から連日質問攻めにあっていた旦那さんが、「助産婦さんの車が家の前にとまっていたらサインだよっと。」と近所の皆に言っていた。まさに、その通り!

皆で家の方を向いて祈るように興奮していたらちょうど小学校高学年の長女の女の子が"It's a girl!"といって玄関から出てきて近所の皆に報告してくれた。なんとも嬉しい朗報。赤ちゃんにご対面できるのが楽しみだ。

(ご参考までに・・・米国では麻酔による無痛分娩が一般的だが、こうやって自宅出産を希望する妊婦さんもいる。実際、身近でも今回が4人目。なんとそのうちの一人は胎盤をキッチンに持っていって調理して食べたとか。中国系アメリカ人女性だったので慣習としてなんとも違和感がなかったそうだが、私にはどうも信じられない!)
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2009年07月10日

高校時代の友人とここテキサスで再会

米国独立記念日の週末、遠くはオハイオ州から高校時代の同級生が遊びにきてくれました。乳飲み子と3歳児の可愛い子供さんを連れて。日本で大学卒業と同時に米国留学をした以来ずっとこちらに住んでいる彼女。同じ米国に住みながらも遠く離れている上にお互いワーキングマザーなのでなかなか難しかったのですが、今回ようやく実現しました。卒業以来の再会でした。

当時、半径5キロ型人生を送っていた10代の私たちも、あれから地球の反対側に留学・卒業・恋愛・就職・結婚して母親となりました。子供たちが昼寝をしている間に、二人でゆっくりと懐かしい卒業アルバムをあけて思い出話に盛り上がりました。

もうすぐ長かった米国にお別れを告げて帰国する彼女は、シングルマザー。そしてグローバル企業の管理職。とっても逞しくて眩しかったです。
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2009年06月23日

ディナーは一週間分作り置き

アメリカ人のお友達に、上は中学生から下は2歳まで4人の子供を持つワーキングママがいます。お仕事はナース。昨年夏のハリケーンの直後の停電・断水で1週間ほど我が家に彼女のファミリーが居候していたときに、彼女から教わったある秘訣があります。

時々残業もあって、夕方仕事から帰ってきて夕食を作っている余裕はない彼女は、1週間分の家族のディナーを週末に大量に作り置きするそうです。育ち盛りの子供たちの食べっぷりは素晴らしい上に、彼女本人と体格の良い旦那さんの1週間分の料理ですからそれはものすごい量です。

スーパーに行っても、普通サイズの食材をもう何年も買ったことはないとか。Sam's Clubなどの巨大な食料・日用品雑貨屋さんで(日本にも進出してお馴染みの「コストコ」と類似した同業他社ですね)「スーパー・サイズ」しか買わないそうです。

ホストしてあげている間、私たち夫婦が仕事を終えて帰宅したある日、冷蔵庫と冷凍庫を開けてその量に唖然としたことがあります。大きなジップロックに入っているものもあれば、大皿に入れてサランラップしてある料理もあったり、きちんとジップロックの小さなバックに小分けしてあって子供たちが取り出して食べやすいように入れてある料理もありました。感動しましたね。

そして子供たちのおやつは、ポテトチップスの類ではなく、果物。冷蔵庫にもキッチンカウンターにもいつも大量の果物が揃っているそうで。

あれ以来、新米の私も早速見習って実行するようにしています。子供一人しかいないくせにそんなことせんでも良かろうに、と怒られるかもしれませんが簡便してください。そりゃ毎日作った方が新鮮で美味しいに決まっているんですけど、ワーキングママとしては、効率良く上手に手抜きでもしないと続かんですからね。

読者のお忙しいママさん&ワーキングママさんたち、お薦めしますよ!
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2009年06月18日

妻・母親となった女性の生き方

女性の人生って、何か実家の事情がない限り、通常、結婚をする前までは自分の意思で決定した街で暮らしている。そして結婚後に住む街は旦那さんの仕事に振り回される。旦那さんの仕事の都合で転勤の度に引越しをしなければならない。そして心の支えは妻の役目。でも、それはキャリアの有無に関係なく、はっきりって妻や子供にとっては大迷惑で犠牲になっているのも事実。

しかしその不都合さを逆手にとって妻なりに人生を切り開いていくパターンもある。専業主婦型の妻は、周囲にきちんと挨拶をして新しい街に溶け込む努力をする。子供の転校先での心のケアもして、妻としての心のサポートも欠かさないように努力する。キャリア志向の妻は、子供の世話をしながら、結婚前に活躍していた同分野か関連分野などで継続的に働いていく糧を見つける。

● 結婚後、日本国内で何度も転勤を繰り返す旦那さんと暮らす3人の幼い子供さんの母親である友人は、「どこ行っても住めば都だからね〜」と言う。もともと学生時代から幸せな専業主婦像を抱いていた彼女は自分の趣味の範囲内でパートを転々としているがそれ以上の金銭的な独立は望まない。

● 結婚前は、都内の有名大学法学部を卒業後、難関な採用過程をパスして某外資系大企業で国際業務に関わった後、大学院留学などもしてキャリア・ウーマンだった友人は、大幅なキャリア変更を経て、現在一児の母。キャリア変更前の「成功」の名残が見え隠れする彼女だが、旦那さんを全面的に支えながらフリーランスとして自宅で働いている。

● 米国の熟年夫婦になるが、米国内で何度も転勤を繰り返すベテランのお医者様の妻である私よりも一世代上の知り合いの法律家である女性は、引越し先の州で必要に応じて州ごとに設けられた司法試験を受け続けるハメになりながらも、グローバル法律事務所の少数派女性パートナーとして大活躍している。1年間の半分は出張先でホテル住まいという。2人のお子さんは大学を卒業してそれぞれプロフェショナルな道を進んでいる。

● 20年ほど前に留学先で知り合った米国人の男性と結婚して、しばらくは子育てに集中していた友人は、2人の子供が小学校入学と同時に仕事に復帰して某グローバル企業の日本人駐在員の世話役をして活躍している。テニス・水泳・サイクリング・ヨガなど趣味が多様。1ヶ月に一度(時々数回)ほど日本人女性だけで集まって夕食&カラオケ大会を企画している。

● 日本人同士として米国の留学先で知り合いそのまま米国に残って婚姻を届けて可愛いお子さんを二人もうけたものも、考え方の違い等で夫婦の関係に終止符を打ったが、引き続き資格を生かした職で働きながらシングル・マザーとして強く新しい道を歩み始めている友人もいる。

● 現在の事務所にバービー人形のような米国人女性がいる。一日中自分のことだけ話して満足した人生を送っている彼女は、自分のことをソーシャル・ライトだと確信している。チアリーダーだった10代で妊娠し結婚。その後、離婚・再婚を繰り返し、それぞれ違う父親との間に3人の子供がいる。マルチグラで有名なお隣の州の大学も一応出てキャリアも築いたのだが、それはすべて彼女の実の母のお陰。子育てはすべて母親に任せっきりなのだが自分一人で育ててきたと胸を張る。

● 前の事務所で大変お世話になった米国人弁護士夫婦の奥さんがいる。3人のお子さんの母親で、旦那さんは頑固で男尊女卑の気(け)がある。長女は来年の夏ハーバードを卒業する。一番下の子は言語障害がある。3人の母親業をこなしながらもずっと働き続けているのも旦那さんのサポートがあったからであるとされるのだが、その背景には多くの苦労がある。

● 披露宴で新婦代表のスピーチを頼まれた学生時代の友人は、今、1歳になる可愛い女の子の母親。彼女は外国語が苦手。それが最近旦那さんの都合で欧州に海外転勤になった。初めての子育てに、慣れない海外。そこをポジティブ思考に変えて、語学学校に通い、料理レッスンを受けて、新しく出来たママ友と交流して積極的に海外生活を満喫している。

● 外交特権を持って海外を転々とする知り合いの奥様は、どこの国に住んでも、日本文化の根底を忘れないで自分を磨き上げて、国家のお役人さんなどを邸宅に招待しておもてなしの腕を上げている。国家公務員の妻の鏡、帰国子女となる子供を持つ母親の鏡として日々の努力は欠かせない。

以上、私の身近なケースを紹介してみたが、逆パターンもありえる。欧州に住む私のドイツ人の友人の家族がそうだ。友人の方が米国人の旦那さんよりずっと財政力があるので旦那さんはそれでOKなのだそうだ。稀ではあるが、そんな生き方もある。また、日本独特の単身赴任という妻・母親としての生き方もある。そう珍しくはない。その他、私の周りでは、幸運にも(不運にも?)玉の輿婚というか、究極的に優雅な「お姫様」タイプにお目に掛かったことはない。しかし、この世の中には、そういった生活を謳歌している「人種」がいるのも事実。

どれも善し悪しはない。妻・母親となった女性の生き方は、実に多種多様である。
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2009年06月17日

「グラン・トリノ」

日本では4月下旬から劇場公開されているクリント・イーストウッド監督・出演の「グラン・トリノ」。

ここまで剛く、頑固で、渋く、甘い一人の男のストーリーは観たことがありません。そして、剛さ、頑固さ、渋さ、甘さの中に醸し出してくるユーモア。言葉にするともったいないほどの「最高の格好良さ」が溢れているお薦めの一本です。

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2009年06月16日

同じ東京でも

米国では、テキサス州オースティン市やウィスコンシン州マディソン市は学生の街として知られています。学生をターゲットにした店舗や飲食店などが並び、学生にとっては最高の場所が出来上がっています。

オースティンの場合、街が気に入ってしまいそのまま卒業後も居残って就職・結婚・親となる人も少なくはありませんが、彼らが口を揃えて言うのは、学生の身でいたオースティンと、卒業して社会人として暮らすオースティンではまったく異なった生活を送っているそうです。

そこで思い出したのが、私が学生時代と社会人を過ごした東京という街。

1.学生時代の東京。
2.新卒(社会人一年生)時代の東京。
3.「子無し」新婚時代の東京。

一人暮らしをしていた学生時代は午前中講義が入っていないと好きな時間に起きて、料理は基本的に手抜き、学食かコンビニ食かファースト・フードでした。好きなときに勉強して、好きな時間に寝て、基本的に誰にも気を使わないで好きなことをしていましたね。

大学入学で上京した当時から「合コン」が肌に合わなかったので、アパートか寮にいないときは大学で受講中か大学の図書館で勉強の「ふり」をしているか、デート中か女友達と甘いもの食べ歩きをしているか、カラオケ中か、家庭教師中か、某外資系法律事務所でアルバイトをしていました。東京に出てきて右も左も分からない未熟な学生の身で奮闘して都会の刺激をたっぷり受けた青春時代でした。

新卒時代(社会人一年生)は、毎日が緊張の連続だった記憶しかありません。伝統的な日本のカイシャ世界の門を潜ったわけで、同期と毎朝の日経読み合い会、部長さんによる同期総合職の証券アナリスト養成研修に加えて、週末にいたるまでは必須だった簿記資格取得の勉強会のためスタバなどで集まって電卓と睨めっこをしたり。独身寮に住んでいましたから衣食住もカイシャ世界でしたね。その他、新卒を対象にした出し物会の歌の練習などなど・・・。精神的・金銭的・時間的にも遊ぶ余裕はなく、カイシャにどっぷり浸かっていました。

米国での修士留学を終了して帰国したとき(新婚時代)、外資系の世界へ踏み入れてこれまた仕事に明け暮れていましたが、エンゲル係数は高く、学生時代や新卒時代には手の及ばなかった東京を満喫できました。一時期は入院の事態になるほど慢性的な激務でしたが、安定感の中にも夫婦二人だけの生活で行き当たりばったりなところがまた楽しくて、20代半ばだった若さもあって、少し背伸び気味で欲張りで贅沢な東京生活を愉しみました。

子供が生まれてからは米国で暮らしていますが、今、東京に引越しとなったら一体どんな生活パターンになるのでしょう。また全然違うスタイルになるのでしょう。同じ街にいても人生それぞれのステージによってまったく異なった時間の過ごし方をするんですよね。
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2009年06月14日

気分爽快になる秘訣

この不景気の中いつも沈んでばかりでいられません。もうすぐ夏の到来ですよ。

私なりに見つけ出した気分爽快になる秘訣を一つだけ紹介してみます。

マイカーで通勤・生活している方、家路について駐車してエンジンを切るとき間際に、一番お気に入りの曲が再生するようにセッティングして降りてください。次回(翌朝なり退社後なり)車に乗ってエンジンを回した瞬間にお気に入りの曲で迎えられるドライブはたまらなく気分爽快にしてくれますよ。

ここ米国の第四番目の大都市で毎日ラッシュアワーの大渋滞に巻き込まれて通勤しているのですが、渋滞でも平気でマイカーを個室カラオケと化してエンジョイしています。

公共交通機関で通勤中にIPodやCDプレーヤーを愛用している方も試してみてください。さすがに個室カラオケをしてしまうと変態扱いされますが、気分爽快になりますよ。

私は東京で勤務時代(まだIPodは浸透しませんでしたが)ポータブルCDプレーヤーでよくやっていました。今でも地下鉄の乗り換え駅の地下通路やオフィスビルのエレベーター・ロビーなどで周囲の風景と人ごみと音楽がマッチしながら動く映像が思い出されます。

リラックス法については以前のエントリーで少し紹介していますからご興味のある方はどうぞ♪
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2009年06月13日

人種の坩堝

我が家の周辺20軒くらい見渡しても、ダウンタウンの職場付近でも、気持ちが良いほど「人種の坩堝」です。

子供の通う託児所も同様。同じ教室の子供たちは美的なほど異色感に富んでいます。米国人だけでも豊かですのに、親御さんと挨拶するときに多国籍であるのも伺えます。また、子供たちの家庭での異文化を尊重するべく米国文化に絞らないテーマでプログラムを組んでくれています。

先日ブログでお伝えしたように、米国の連邦最高裁判所の判事に指名された女性の両親もプエルトリコからの移民でヒスパニック系です。そもそもオバマ大統領自身も皆さんご存知のようにケニア出身の黒人の父親と米国人の白人の母親の間に生まれてインドネシアのジャカルタで幼少時代を過ごしましたよね。

違和感なしに外国人扱いをされないで指をさされることもなくのびのびと生きていける。実に器の広い国です。

米国内で差別問題が存在しないとは言いません。心が狭い人はいます。外国人に排他的な態度を示す人もいます。特に都市から離れて田舎町に入ると米国内でも想像つかないほど視野が狭い集団に遭うでしょう。

実際、私が高校時代に交換留学をした中西部の人口6千人の町がそうでした。昨今ホストファミリーに会いに「里帰り」しましたが何も変わっていませんでした。どこにいっても白人、白人、白人。私の黒髪や肌の色を不思議がられて、茶目っ気のある子供たちなどは列を作って私の髪を触りたがっていた滑稽な記憶もあります。

しかし、世界中を見回して、この国ほど外国からの移民や外国人留学生を受け入れて、外国人差別の起こらない法制度を構築している国はあるでしょうか。中東からの移民をかかえる欧州についても、まだまだ閉ざされているのが実態のようです。

黒船に門戸を開くのは勇気が要りますしそれなりの覚悟も必要です。治安の問題、教育の問題、宗教の問題、言葉の問題、伝統文化の維持・保護の問題など重要な課題が国家に圧し掛かりますから。

この国に住んでいると、島国にはない刺激になる学習材料が転がっています。少なくとも私が通った地元の学校では、生まれつき髪の色が茶色だった子供は辛い思いをしていました。少しでも日本人離れした顔立ちの子供は「ガイジン」呼ばわれされて、帰国子女にいたっては「宇宙人」扱いされていましたから。

肌の色の違いや国籍の違いや異文化を超えて、ここ「人種の坩堝」の大地で伸び伸びと育っていける環境を提供してあげられるのは親にとっては最高の恵みといえます。
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2009年06月12日

夫婦でゆったりディナー

当然のことながら、子育てが始まって夫婦だけで外食に出かける機会はほとんどありません。

振り返ってみれば東京で新婚の頃は、1週間に数回は外食をしていました。職場はお互いに赤坂・溜池山王界隈でしたから、残業中に少々一息つきたいときは夕方アークヒルズ辺りのレストランでプチデートしたあとお互い職場に戻る、というパターンだったり、残業なしのときは退社後に通勤路線の停車駅だった表参道やちょっとそれた六本木や品川あたりのレストランでゆっくりしたり・・・。六本木ヒルズがオープンした当時はヒルズ内の洒落たレストランも試してみたり。都心のお気に入りレストラン・リストなんぞ作成して小まめに更新していました。懐かしい思い出です。

開発途上国の幼児を次から次へと養子縁組している巷でいう「セレブ」たちのように何人もの住み込みナニーさんなどの贅沢はありません。シッターさんに頼んで夫婦だけの時間を過ごすことは可能ですが、平日、起きている時間の大半は夫婦それぞれ職場で過ごしていますから、夕方から就寝までの少しの時間しか子供とべったり過ごせないわけで、その貴重な時間を頻繁に夫婦でお出かけなんぞしたい、という気持ちはありません。

でも、たまには夫婦だけで洒落たレストランに出かけて数時間でもロマンチックな時間を過ごしたい、という希望はちゃんとあるわけで(夫婦仲を保つためにもそういう時間は大事なんですね)、ちょうどその願望を叶えてれる制度と巡り会えました。

現在利用している託児所で、四半期ごとに"Parents Night Out"と称して両親のためのフリーな時間を提供してくれています。この制度は米国内、大抵どこの託児所でもやってくれていて(両者にとって有益な制度)、通常託児所が閉まる夕方の時間から夜中零時ごろまで子供を託児所で延長して預かってくれるので(米国の子供たちの大好物であるピザなどの夕食やディズニーの映画上映付きという豪華さ!)、その時間、親御さんは、映画を見に行くなり、レストランでゆっくりするなり、バーで語り合うなり、普段出来ない娯楽をご自由にどうぞ、という制度です。子供の祖母や祖父が近くに住んでいない場合や様々な事情でシッターさんを利用しない家庭の親にとっては、「今がチャンス!」と喜んで皆さん飛びつくわけです。

我々夫婦もほぼ毎回利用しています。かつての「週に数回」から「一年に4回程度」と極端に減りましたが、その分満足度と新鮮度は倍増して愉しんでいます。共働きなどの理由で米国内の託児所にお子様を預けられている親御さんで、もしお心当たりがありませんでしたら是非管理人さんに提案してみては如何でしょうか。特にご夫婦共に日本人の場合だとお互いのご両親は日本在住でなかなか夫婦だけの時間はとりにくいですよね。シッターさんに頼むよりずっと安上がりですし、重宝できますよ。
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2009年06月11日

女同士の電話、叶うかな?

私は職場でも家庭内でも(はい、同じ屋根の下で暮らしていますが夫とはメールで諸事項確認などする方が効率良いんですよね)専らメール派なので、特に興奮状態で会話願望がない限りは全部メールで処理します。まだ都内に引っ越したばかりの学生の頃や学生時代の恋人とはよく長電話をしていましたが、電子メールが浸透したことや時間的余裕がなくなったことからでしょうか、就職・結婚してからは長電話はほとんどしなくなりました。

ところが、日米在住の大事な旧友の中には電話先でお互いの声を聴いて気兼ねなく女同士の会話をじっくりと愉しみたい、というお友達もいますし、たまには離れていても旧友と昔のように語り合いたい、という気持ちからそんな彼女たちと最近時間帯を模索しています。

しかし、それが、なかなか実現できていないんですよね。時差はさることながら、昼間は子供のPTAの役員の活動で忙しくしている専業主婦のママや、不動産斡旋の仕事をしているワーキングママは不動産紹介で朝昼夕忙しくしていて、夜家に帰っても小さな子供を抱えていると母親同士の電話は不可能に近いのです。我が家も一緒。

朝は支度でバタバタしており困難。夕方までは職場。夕方は夕食の支度と通称「セカンド・ジョブ」でこれまた不可能。夜は家族との団欒を楽しむ時間。現実的にその時間に罪悪感なしにして女同士の電話は出来ませんから、結局、子供たちが寝静まった後の時間になるわけです。

その他、通勤のドライブ中、という隠れた自分の時間もあるのですが、私がOKでも相手が気兼ね(心配)して実現できそうもありません。中には移動中だと分かるや否やこっちが話をしているのに電話を切ってくださる方もいたりします!

1時間も2時間も長電話をするのではなく、ほんの10分でも女同士の落ち着いた会話が出来ると嬉しいのですが、それが難しいところです。(もちろんちょっとした諸事項ならマルチ・タスクで済みますが、落ち着いた会話は達成できませんよね。)

これは、子供が出来る前はなかなか理解できなかったことです。東京の大学を卒業してそれぞれの道に進んで早くお嫁さんになって早くママになった友達と電話をなかなか繋がらなかったり、繋がっても数分もしないうちに、話に集中できていないのが分かったり、背後に号泣する子供の声がコダマしていたり、「ごめん、オムツが・・。」、「ごめん、お風呂の準備が・・・。」、「ごめん、また掛け直すから。」と言われ続けました。母親業の偉大さと大変さの何も理解できていなかった未熟な私でした。今になって、そりゃそうだわ、と大きくうなずいて閉口するばかりです。

うまくスケジュールをあわせて実現できるといいな。
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2009年06月10日

働く母親にとっての「私の自分空間」

出産前と変わらない仕事のスケージュール(アメリカの働く母親の半分以下ほどはパートタイムに変更したり雇用者の勤務時間削減制度などを利用するようです)で子育てが始まってから早2年が経ちます。

この間、大きなイベントがありました。家族の引越しと現在の所属事務所への「復帰」転職をしました。天真爛漫な性格もあって比較的スムーズに溶け込めましたが、最初は戸惑い、仕事と子育てと夫婦関係のバランス、夜中のミルクやりで寝不足からくるストレス(生後6週間で仕事復帰)、新しい「復帰」転職先でのプレッシャーとストレスを家に持ち帰ってしまったりして、なかなか心に余裕のない日々を過ごしていたような気がします。

それが、ようやく最近、このパターン化してきた毎日をなんとかうまく踏み切って楽しく過ごせる方法を見出せてきたのではないかと思います。

このブログのメインテーマは、「私の自分空間」です。子育てというのは、誰かが言っていたように「24時間営業」ですから、以前のような時間的余裕や精神的開放感はありませんが、「私の自分空間」を意識的に創り上げていくようにしています。

夜、子供が寝静まってくれて家の片付けをしてから自分が就寝するまでの約1時間。持ち帰りの仕事がなければ、この時間が自分と向き合える貴重な時間です。以前よりは極端に短いですけど凝縮して濃くなっているんじゃないかな。さて、今日もそんな日が続きます。
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2009年06月09日

「セカンド・ジョブ」

昼間は職場。子供が出来るまでは、職場を一旦出て家に帰れば翌朝出勤するまでは自分・夫婦の時間でした。

そんな日々は遠い彼方へ。

子供が走り回れるようになってからは、毎日小学校から帰ってきた近所の子供たちと(今は夏休みに入りましたが)日が沈むまで遊びまわっています。各家庭のガレージに無造作に置いてある電動式の幼児用小型トラック、バスケット一式セット、テニス一式セット、フットボール、バトミントン一式セット、フラフープ、自転車、三輪車、野球一式セット、縄跳び、ビーチボール、など近所の子供たちのおもちゃは、一応名前が書いてあるものの一旦子供たちが家から出てきて遊びだすと公共のものと化します。

自分で出したものはきちんと自分で片付ける子供もいれば、家の前の庭や道路に放りっ放しにしていってしまう子もいます。小学校の低学年から高学年くらいまでの年齢の近所の子供たちの親は基本的に外へ出てきませんから、まだ1歳の我が子に付き添っている我々夫婦のどちらかが近所の子供たちの親役となってしまうわけで、それはそれは忙しいです。

子供たちはよくしゃべりますし、しつこいほど何でも質問してきます。時折けんかもしてくれますから仲裁に立って両側の言い分を聞いてあげたり。まるで夕方家に帰ってくると超少人数の村の小学校の先生になった気分です。

こんな話を子育ての終わった同僚や、まだ子育ての楽しさを味わったことのない同世代くらいの同僚としていると、目を丸くして、「Wow、大変ね〜!まるで"セカンド・ジョブ"みたいねえ!」と言われます。

確かにネット・サーフィンしたりプライムタイムにバラエティ番組を観たりして家の中でのんびりできていたかつての時間は恋しいですが、冷房が強烈に効いた環境で一日中デスクワークをしている体にとって、このテキサスの日差しを浴びてお日様が「お休み」のサインを出してくれるまで野外で子供たちと戯れるのはとても健康的でもあるんですよね。ダイエット効果も期待できたり。(実際、家の中に入っても準備が出来ていない晩は夕食の支度、片付け、お風呂に入れてあげたり、絵本の時間、翌日のデイケアの準備などまだ続きますから体脂肪は燃え続けています・・・。)

もう少し大きくなると、ここアメリカでは通常「サッカー・ママ」と呼ばれるように、課外活動や習い事などの送り迎えも加わって、お勉強の手伝いなども入ってくると、「セカンド・ジョブ」の仕事は増える一方ですから、本当は今の段階は序の口なんですよね。
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2009年05月30日

スーパーママ

数週間ほど前の話。

風邪が悪化し嘔吐を伴う激しい気管支炎となり夜もぐっすり眠れず、職場では容赦なくどんどん案件に引き込まれ、育児も普段通りに年中無休だったとき、駆け込んだお医者さん先で最初の問診をしてくださった看護婦さんがいます。

問診中も激しく咳き込みながらブラックベリーと睨めっこで仕事の手を休めることが出来ず、その上、子供の検診の話もし始めたとき、看護婦さんが私の肩に優しく手をやって、「貴方は、スーパー・ママね。」と言ってくださいました。そしてもう一言・二言・・・。日本語に直すと「お大事に」といったところでしょうか。

世の中のワーキングマザーは皆やっていること。シングルマザーにいたっては実に厳しい生活環境や世の中の逆風に強い免疫ができているほどでしょう。

しかし、看護婦さんの優しい言葉で、やって&出来て当たり前のことは必ずしも当たり前ではない、評価されてもいいことだと癒された午後でした。
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2009年03月25日

プチ・ホストファミリーの立場ー続編

先日、「プチ・ホストファミリーの立場」というタイトルで友人家族をホストしたことについて少しお話をしましたが、あれからあの1週間の出来事が頭から離れないので続編エントリーをすることにしました。

遠くから若い母親が幼い子供を3人抱えながら(そのうち一人は乳飲み子)海を越えて我が家を訪ねてきてくれた愛情、愛着、みんなの懐っこさ、信頼感、忠誠心、何にでも興味津々の無邪気さ・・・を思い出しては温かい気持ちにひたりながらも、予期せぬハプニングに十分に対応仕切れなかった未熟な「ホストマザー」としての自分を思い出しながら、一体どうしてそうなったのか、と考えが巡り巡っています。

精一杯のホスピタリティでお迎えして、朝から寝るまで普段の自分なら人にしないことを出来る限り提供して、冷たい雨の降りしきる行く先々の観光地の広い駐車場で皆を入り口で下ろして自分だけ濡れながら慣れないパパ役も挑戦してみたり、1対3の親子比率で予期せぬハプニングに精一杯笑顔で対応したり・・・自分なりには万全の準備とおもてなしの心で頑張ったつもりなのに、どこか空回りしていたような1週間でした。

(こう書くと何か大変なことが起こったようですが、別に何も警察沙汰になったわけでも緊急病院にお世話になったわけでも口論になったわけでも何でもありません。もっとも、私が単に一方的に感じていただけなのかもしれませんし。)

昨年夏の子供4人連れの(上は中学生から下は1歳半まで)アメリカ人家族をホストしたとき、当然子供たちはエネルギーに溢れていて走り回っていましたがあの1週間は比較的スムーズに過ぎた記憶があります。もっとも言葉の問題もないのでどこでも通訳の必要もなければ、彼らは自分たちのマイカーで自由に移動していたし、ここの住民なので前もって道順やアトラクション情報などネット検索して連日子供連れで観光地に出かける必要もなかった。自然災害の直後、住居が打撃を受けたためテンポラリーに住む場所を提供しただけだった。

そういうのを「独立型」ホームステイと表現するなら、今回は言葉の壁のある観光客をお迎えした「完全依存型」ホームステイと表現するのか。しかし、同じ「完全依存型」ホームステイでも数年前に日本からのお客様を(あのときも1週間ほど)受け入れたときはスムーズでした。同じように私の車で連日観光地へのお供をさせてもらって毎食の準備や手配をしたあの時もスムーズに進んだ。あれは大人の女性の一人旅だったから?お互いに幼い子供はいなかったから?それではアメリカ人家族の4人の子供のとき堪(こた)えなかったのは何故?

しばらく反省の気持ちと未熟さのフラッシュバックで考え続けそうです。
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2009年03月22日

世界中の母親と保母さんに乾杯♪

新米母親なりにここ半年くらい感じていた大胆発言をずばりしてみます。

世界を進化させて潤いを保つ原動力となっているのは、世界中でせっせと年中無休子どもの面倒を見続ける母親と子どもの世話好きな保母さんのお陰だ!!

母親になるまでは仕事と恋愛と夫婦愛一本で考えもしなかったことですが、そんな世界中の母親(一部家庭の事情などで父親や里親もあり)と保母さんに心から乾杯します♪
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2009年03月21日

プチ・ホストファミリーの立場

先週、1週間ほど学生時代の友人と幼い子どもさん3人(下は乳飲み子から上は幼稚園児まで)が遠くは大阪より国際線と米国内国内線の飛行機を乗り越え乗り越えてやってきて、我が家に「ホームステイ」にきてくれました♪

一番上の子どもさんが小学校入学前の春休みにどうしても兼ねてからの夢であった未開拓の地アメリカ旅行を果たしたい、という友人の希望と、海を越えているけれどお互いママになった今いつか子どもたちを一緒に遊ばせたいね、という私たちの希望が叶って今回のホームステイが実現しました。

3年前に広島市内のホテルで行われた同じ学生仲間だった友人の結婚披露宴に一緒に参加して以来の再会でした。夜中遅くに到着した便でみんな疲れ気味だったにも関わらずテンション高く国際空港からのドライブではずっと盛り上がっていました。

そんな嬉しさとは裏腹に、友人は、家庭の諸事情を差し置いて幼い子どもを3人連れて言葉が片言にしか通じない海外旅行を強行したことへの後ろめたさや昼夜の差の時差を甘くみていたことを明かしてくれました。

私自身も、昨夏、ハリケーン「アイク」の直撃・通過直後に自宅が停電・断水状態だったアメリカ人の6人家族が1週間ほど泊まりにきたことがあったので小さな子どもたちが家の中を走り回ってにぎやかになることへの心の準備はできていたのですが、いろんな面で今回はホストとしての自分の未熟さをひしひしと感じました。

悪天候でも毎日スケジュールを入れて私のマイカーで専属運転手役で楽しい思い出がたくさんできて子どもたちもすぐに打ち解けて仲良く遊びまわってくれたので満足のいけるホームステイだったと思ってもらえると嬉しいのですが、やはり幼い子どもプラス乳飲み子連れで片親だけの旅だとかつてのようにゆったりと夜中中語ったり心のうちを明かしあったりするような大人の時間がほとんどもてなかったのはちょっと残念だったような気もしていますね。そもそも、そんなことを期待しているほうが間違っているのかもしれませんけどね。

それにしても、中高校時代にお世話になった滞在先のホストファミリーたちの忍耐と異文化理解と心の寛容さに改めて感謝して尊敬の気持ちにひたさせてくれた貴重な1週間でした。

今、彼女たちはカリフォルニア州を旅行中です。子どもたちはママのいうことをちゃんと聞いて安全に旅を楽しんでいることでしょう。
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2009年02月25日

愛犬が中耳炎

愛犬ビーグルが慢性中耳炎のようで週末に獣医さんに連れて行っています。たれ耳のビーグル犬などは耳道の通気が悪いため最近の繁殖が起こりやすく中耳炎になりやすいとか。先々週はステロイド剤を打ってもらって、抗生物質をあげて3週間目に入りました。前ほど首を振ったり耳をかいたりすることはなくなったのですがやっぱり心配なのでしばらく通院が続きそうです。早く良くなってくれるといいな。
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2009年02月24日

癒しのピアノ

もう数年前のエントリーになりますが、「リラックス法」というタイトルで私なりのリラックス法をご紹介したことがあります。

今見てもどれも癒しを運んでくれます。特に最近子供が寝静まった後、癒されているのがピアノの世界。ヘッドフォンを付けて自分の世界にひたりながら好きなピアノ音楽を弾くのも良しCDを聴くのもよし。

また、通勤途中、時事ニュースに飽きたときや流行のポップ音楽に飽きたときの究極の癒しの音楽もヒーリング系ピアノ曲です。クラシック音楽のジャンルでいうならドビュッシーあたりですね。マイカーにはお気に入りのピアノ曲のCDを入れているのでどんなに通勤ラッシュに巻き込まれようともリラックスできます。

ご自宅や職場でこの感覚を味わってみたいピアノの音色の好きな方、こちらのサイトをお試しください。(上から6番目の"Lite Piano"を選択)10分感覚くらいでコマーシャルが入りますが落ち着いた癒しのピアノ音楽が24時間流れていますよ♪
piano.jpg
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2009年02月13日

甘い香りの影には

今週末はバレンタインデー。宝物ちゃんにデイケアに持っていかせるバレンタインカードやお菓子などの準備をしたり夫婦のバレンタインディナーを予約をとったりと甘い香りが漂っているものの、そうはうきうきしていられない2009年の幕開けでした。

ロースクール時代学生仲間で将来有望で働き盛りだったロイヤーの某軽犯罪事件の発覚、高校時代の同窓生夫婦がそれぞれの道を歩むことになり家庭裁判所の門を潜ることになったり、東京で外資激務時代にお世話になった古株の秘書さん・会計係さん・総務担当者さんなどが相次いで解雇を申し付けられたり、身内が緊急病院に運ばれたり、金融業界の知り合いたちが大変な痛手をうけたり、オースティン勤務時代にお世話になったベテラン秘書さんらが相次いで突如転職活動を命じられたり・・・。

あと数年は続くといわれているこの世界大恐慌。辛抱の時期です。こういう時期を乗り切ってこそ人は強くなっていくんですね。
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2009年01月29日

ブッシュ前大統領夫妻の新しい住まいはダラス

オバマ新大統領の就任式が行われて大統領バトンタッチの日となった先週の火曜日、ブッシュ前大統領は故郷テキサス・ミッドランド市で市民から「お帰り」の歓迎を受けて、「前」大統領としての初演説を行ったようです。

その演説の模様が(再放送と思われます)先日、連邦議会の中継専門番組であるC-SPANで夜遅くに流れていました。チャンネルを変えているときに偶然見たので演説の最初の挨拶の部分は見逃してしまったのですが、どうやら前大統領夫妻の新しいお住まいはダラスになったようです。

古里の市民らや後援者を前にしてブッシュ前大統領は今までにないリラックスした表情をしており、安堵感さえも感じられる演説でした。自身が8年間の大統領就任期間、「ポピュラーではなかった時期もあったが自分なりにライト(正しい)と思った任務を果たしてきた。」の部分は非常に印象に残りました。無論、里の皆はテキサス州旗を掲げて拍手喝采でした。

2001年の同時多発テロ以降の国内テロ対策及びテロ攻撃を阻止できたことは誇りにしていると述べた上、大統領の在任期間中を振り返った回顧録の執筆に専念していくようです。また、歴代の大統領が任期終了後に建設する恒例の大統領記念図書館の建設交渉なども(ダラスにある大学キャンパス内に建設予定)積極的に取り組んでいくそうです。

ご夫婦の新居は、ローラ夫人が訪れて決定したダラス郊外の一軒屋だそうです。元大統領夫妻であるご両親の仲間入りをして、2世代でファースト・カップルとしての話題やホワイトハウスを後にした生活(「ポスト・大統領任期」)への適応についてオープンに話が出来ることを誇りに思っているようです。キャピタルヒルを離れた最初の朝となる明日の朝(先週水曜日)は、「目を覚ましたらまずローラ夫人にコーヒーを煎れてあげ、新聞を読み、運動をして・・それでもまだ午前8時半ごろだろうから、そこからそれ以降の計画を立てる予定で最初の『ドメスティック・アジェンダ』に向き合うよ。」とジョークも飛ばしていました。

(注:「ドメスティック・アジェンダ」は、首都ワシントンでは国内問題に取り組むという意味合いでしたが、テキサスに戻った前大統領としての「ドメスティック」は家庭内のやることリスト作成という意味になりますね。)

さらに、自分たちの食事の準備を再開しないといけないこと(ホワイトハウスでは専門のシェフがファースト・ファミリーの希望に沿って365日毎食用意をします)、ゴミ出しをしないといけないこと、マイホームの芝刈りをしないといけないことなど挙げて、一般の米国民と同じ生活が待ち受けていることへのある意味興奮さえも感じられる発言もありました。

演説終了後は、引き続き10名ほどのシークレットサービスに守られながら観衆との交流を愉しんでいました。あれから1週間。ご夫婦共に十分にダラス郊外ののんびりした空気に酔っておられることでしょう。それにしても両親であるブッシュ元大統領ご夫婦はここヒューストンにお住まいで、テキサス州知事時代はオースティンで暮らし、今はダラス。まさに「テキサス藩の主」のブッシュ・ファミリーのようです。
posted by 新米ワーキングママ at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする