我が家の周辺20軒くらい見渡しても、ダウンタウンの職場付近でも、気持ちが良いほど「人種の坩堝」です。
子供の通う託児所も同様。同じ教室の子供たちは美的なほど異色感に富んでいます。米国人だけでも豊かですのに、親御さんと挨拶するときに多国籍であるのも伺えます。また、子供たちの家庭での異文化を尊重するべく米国文化に絞らないテーマでプログラムを組んでくれています。
先日ブログでお伝えしたように、米国の連邦最高裁判所の判事に指名された女性の両親もプエルトリコからの移民でヒスパニック系です。そもそもオバマ大統領自身も皆さんご存知のようにケニア出身の黒人の父親と米国人の白人の母親の間に生まれてインドネシアのジャカルタで幼少時代を過ごしましたよね。
違和感なしに外国人扱いをされないで指をさされることもなくのびのびと生きていける。実に器の広い国です。
米国内で差別問題が存在しないとは言いません。心が狭い人はいます。外国人に排他的な態度を示す人もいます。特に都市から離れて田舎町に入ると米国内でも想像つかないほど視野が狭い集団に遭うでしょう。
実際、私が高校時代に交換留学をした中西部の人口6千人の町がそうでした。昨今ホストファミリーに会いに「里帰り」しましたが何も変わっていませんでした。どこにいっても白人、白人、白人。私の黒髪や肌の色を不思議がられて、茶目っ気のある子供たちなどは列を作って私の髪を触りたがっていた滑稽な記憶もあります。
しかし、世界中を見回して、この国ほど外国からの移民や外国人留学生を受け入れて、外国人差別の起こらない法制度を構築している国はあるでしょうか。中東からの移民をかかえる欧州についても、まだまだ閉ざされているのが実態のようです。
黒船に門戸を開くのは勇気が要りますしそれなりの覚悟も必要です。治安の問題、教育の問題、宗教の問題、言葉の問題、伝統文化の維持・保護の問題など重要な課題が国家に圧し掛かりますから。
この国に住んでいると、島国にはない刺激になる学習材料が転がっています。少なくとも私が通った地元の学校では、生まれつき髪の色が茶色だった子供は辛い思いをしていました。少しでも日本人離れした顔立ちの子供は「ガイジン」呼ばわれされて、帰国子女にいたっては「宇宙人」扱いされていましたから。
肌の色の違いや国籍の違いや異文化を超えて、ここ「人種の坩堝」の大地で伸び伸びと育っていける環境を提供してあげられるのは親にとっては最高の恵みといえます。
posted by 新米ワーキングママ at 00:58|
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